呉牛月に喘ぐ

ごぎゅうつきにあえぐ

このことわざの意味

思い過ごしや取り越し苦労をすることのたとえで、呉地方は非常に暑いため、そこにすむ水牛は日照りを常に恐れ、月を見ても太陽ではないかと思い、ひどくおびえてしまうことから。「呉牛」水牛のこと。中国の南方、呉地方に多かったことから。「喘ぐ」苦しそうに、せわしく息をする。苦しむ。

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