糸麻有りと雖も菅<かい>を棄つること無かれ

しまありといえどもかんかいをすつることなかれ

このことわざの意味

上質のものばかり重んじて、つまらないものを軽んじて粗末にしてはいけないこと。絹糸や麻糸は立派な織物を織るのに有用だが、すげやかやのような粗末な草でも、それなりの用途があるから棄ててはいけない意味から。「糸麻」絹糸や麻糸。「菅<かい>」すげ・かやの類の草。編んで履き物をつくる。

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