箕裘の業

ききゅうのぎょう

このことわざの意味

やさしいことから始め、だんだん難しいことに及んで、ついには父祖の業を受け継ぐことで、親代々の業を言う。弓師(弓を作る職人)の子は、親の仕事を見ながら、柔らかい柳の枝などを曲げて箕を作ることから習い始め、鍛冶屋の子は、柔らかい皮ごろもを作ることから習い始めるという意味から。「箕」穀物をふるう道具。「裘」皮ごろも。

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