強弩の末魯縞に入る能わず

きょうどのすえろこうにいるあたわず

このことわざの意味

強力なものも、やがては衰えて力がつき、何も出来なくなることのたとえで、強国の衰退や英雄の末路の哀れさをいう。強い弓から発した矢も、末は力がつき、薄手の絹さえも通すことが出来ないという意味から。「強弩」ばね仕掛けの強い石弓。「末」果て。「魯縞」魯の国で生産される薄手の絹。

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