鷙鳥百を累ぬるも一鶚に如かず
しちょうひゃくをかさぬるもいちがくにしかず
このことわざの意味
無能な者が大勢いても、たった一人の有能な人物のすることには及ばないたとえである。「鷙鳥」鳥を捕らえて食う猛鳥。鷲や鷹の類。「鶚」みさご、魚を補食するのが巧みな大鳥。ここでは、有能な人物のたとえで、例文としては下記のような表現がある。
・彼は日々の努力を怠らず、鷙鳥百を累ぬるも一鶚に如かず、結果として成功を手に入れた。
・チームメンバーは一丸となってプロジェクトに取り組み、鷙鳥百を累ぬるも一鶚に如かずの精神で困難を乗り越えた。
・女優は数々の映画で小さな役からスタートし、鷙鳥百を累ぬるも一鶚に如かず、最終的には大スターとなった。