羹に懲りて膾を吹く

あつものにこりてなますをふく

このことわざの意味

前の失敗に懲りて、必要以上に用心しすぎることのたとえ。熱い吸い物で口をやけどしたものが、それに懲りて次からは冷たい和え物までも吹いて冷ます様子から。「羹」は野菜や魚肉などを入れて作る熱い吸い物。

似ている意味のことわざ

蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる

黒犬に噛まれて灰汁の垂れ滓に怖じる

似ている意味の英語のことわざ

The burnt child dreads the fire.

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