背に腹はかえられぬ
せにはらはかえられぬ
このことわざの意味
大切なことのためには、他のことが犠牲になるのもやむを得ないたとえで、また「背」を他者に、「腹」を自分自身として、せっぱ詰まっては、どうにも他をかえりみる暇がないことのたとえにも使われる。同じ身体の一部でも、大事な内臓の入っている腹を、背中に守るために犠牲にすることは出来ない意味から。「背中に腹はかえられぬ」tもいう。いろはがるた(江戸)の一。
似ている意味のことわざ
反対の意味のことわざ
渇しても盗泉の水を飲まず
似ている意味の英語のことわざ
Better the purse starve than the body.
胃の腑が空になるよりも、財布が空になるほうがよい。