<せん>は蛇に似たり、蚕は<しょく>に似たり

せんはへびににたり、さんはしょくににたり

このことわざの意味

人は、自分の利益のためには、恐ろしいことでもいやなことでも平気でやってしまうたとえで、人の恐れる蛇に似ている鱧も漁師は平気でつかむし、人の嫌う芋虫に似ている蚕も、養蚕をやっている女性は気味悪がることもなく扱う意味から。「<せん>」鱧。あるいは海蛇をいう。「<しょく>」芋虫。

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