千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず

せんりのうまはつねにあれどもはくらくはつねにはあらず

このことわざの意味

有能な人材はいつの世にもいるが、その人物を見出して十分に腕を発揮させることの出来る名君や為政者は少ないことのたとえである。一日に千里を走る名馬はいつの時代にもいるが、その真価を認めて能力を発揮させる伯楽のような人はいつもいるとは限らない意味から。「千里の馬は有れども一人の伯楽は無し」ともいう。「伯楽」春秋時代。周の孫陽のこと。馬の鑑定の名人で、天馬を司る星の名「伯楽」があだ名のようになった。

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