楚王細腰を好み朝に餓人有り

そおうさいようをこのみちょうにがじんあり

このことわざの意味

上の好む所に下の者が迎合するたとえで、そのために弊害が生じやすいこと。春秋時代に、楚王が腰の細い美女を好んだので、宮女たちは痩せようとして食事をとらなくなり、餓死する者が多く出たという話から。「楚王細腰を好みて宮中餓死多し」ともいう。なお、楚王については、荘王とする説と霊王とする説がある。

似ている意味のことわざ

楚王小腰を好み、美人食を省く

Search by initials