生兵法は大怪我の基
なまびょうほうはおおけがのもと
このことわざの意味
中途半端な兵法の心得では、かえって大怪我をすることになる、という意。
いい加減な知識や経験で事を成すと大失敗をする、ということ。
例文としては以下のような表現がある。
・車の運転は経験が少ない者がするのは生兵法は大怪我の基だ。
・医学の知識がないまま自己診断をするのは生兵法で大けがを招く可能性がある。
・高い山に登山する前に、適切な訓練を受けずに挑戦するのは、生兵法で大怪我のもととなることがある。
似ている意味のことわざ
・生兵法は知らぬに劣る
・生物知り川へはまる
反対の意味のことわざ
・猿も木から落ちる
・河童の川流れ
・弘法も筆の誤り
「生兵法は大怪我の基」の外国語での表現
英語:A little learning is a dangerous thing. (少々の学問は危険なものである。)