盃中の蛇影
はいちゅうのじゃえい
このことわざの意味
杯の中に、壁にかかった弓に描いてある蛇の絵を見ながら酒を飲み、病気になった人がいた「疑心暗鬼を生ず」と同じように、非常に疑い深いという意味。
例文としては以下のような表現がある。
・仕事のプレゼン中、緊張していたせいか、「盃中の蛇影」のように聴衆が笑っているように見えた。
・不眠症のため、夜中には「盃中の蛇影」のような幻覚が見えることがあります。
・ストレスが溜まっていると、「盃中の蛇影」のように些細なことが気に障ったり混乱することがある。
「盃中の蛇影」の外国語での表現
ラテン語:Umbram suam metuere. (自分の影を恐れる)