馬鹿があって利口が引き立つ

ばかがあってりこうがひきたつ

このことわざの意味

愚かなものが世の中にいるからこそ、対照的に利口な人が目立つ、という意味で、どんなものでもそれなりに価値があることの譬え。
例文としては以下のような表現がある。

・周りに愚かな人がいると、「馬鹿があって利口が引き立つ」で利口な人の賢さや洞察力がより際立つことがあります。

・チームの中で間違った判断をした人がいると、その過ちから学び、利口な判断をすることが重要だと気づくことがあります。

・ミスを犯したときに、馬鹿げた行動が利口な選択をより明確に示してくれることがあります。

「馬鹿があって利口が引き立つ」の外国語での表現

英語:When everybody's somebody, then one's anybody. (めいめいが一廉の人物だと、だれもが一廉の人物ではなくなる。)

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