左甚五郎のみ一丁
ひだりじんごろうのみいっちょう
このことわざの意味
左甚五郎は近世の名大工、左利きであったという。また、酒飲みのことを左利きという。このことから、酒を飲むだけで他に取り得のない人のことをからかうしゃれ
例文としては以下のような表現がある。
・A君は事務仕事は引っ込み思案だが、接待では一目を置く存在だ。まさに「左甚五郎のみ一丁」だ。
・「左甚五郎のみ一丁」だけでは、社会では生き残れない、何か先立つものが必要だ。
・彼女はお酒に全く酔わないため、友人から「左甚五郎のみ一丁」とよくからかわれる。
「左甚五郎のみ一丁」の外国語での表現
英語:He that fills his brain with wine can put nothing else in it. (頭を酒で一杯にする者は、酒以外のどんなものにも頭に入れることはできない。)