髀肉の嘆
ひにくのたん
このことわざの意味
功名を立てようにも、出世しようにもそのチャンスがないことを嘆くこと。中国の三国時代の劉備が馬をかけて戦場を駆け回る機会がなく、髀肉(ももの肉)が肥えてしまったことを嘆いた、という故事から。
例文としては以下のような表現がある。
・彼は努力こそしているものの「髀肉の嘆」でなかなか芽が出ない。
・社会では「髀肉の嘆」を挙げている人々は沢山いる、機会がなければ前に進めぬのだ。
・努力しても「髀肉の嘆」では意味がないので、タイミングと運が重要だ。
「髀肉の嘆」の外国語での表現
英語:To be eager for a fray. (事あれかしと待つ。)