武士は食わねど高楊枝

ぶしはくわねどたかようじ

このことわざの意味

武士は食べるものがなくても腹を空かせていても、爪(つま)楊枝を口にくわえて、いかにも満腹にしたようなふりをしている、という意味で、貧乏してあくせくしたり不正を働いたりせず、平気を装うことの譬え。
例文としては以下のような表現がある。

・その政治家は「武士は食わねど高楊枝」で横領したにも関わらず平気を装っている。

・その俳優は不倫問題で騒がれているが「武士は食わねど高楊枝」で表情を変えることはない。

・彼は何があっても「武士は食わねど高楊枝」で神経が図太いといわれた。

「武士は食わねど高楊枝」の外国語での表現

英語:Better go to bet supperless than to rise in debt. (夕食抜きで寝る方が、借金を背負って起きているよりましだ。)

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