下手の考え休むに似たり
へたのかんがえやすむににたり
このことわざの意味
将棋の下手な人が駒を手にしたまま、いくら考えてもうまい手はひらめかず、時間だけが無駄なだけで、まるで休んでいるようなものだ。このことから転じて、どうせ名案など浮かぶはずもないのに、あれこれ考えて無駄な時間を費やすことを言う。
例文としては以下のような表現がある。
・彼の提案は「下手な考え休むに似たり」で、実現性が乏しく無視された。
・その方針は「下手の考え休むに似たり」で、問題を解決することにはならなかった。
・そのアイデアは「下手の考え休みに似たり」で、実際には何の成果ももたらさなかった。
「下手の考え休むに似たり」の外国語での表現
英語:Mickle fails that fools think. (馬鹿が考えることは、たいてい役に立たない。)