暴を以て暴を易う
ぼうをもってぼうをかう
このことわざの意味
乱暴者を乱暴者がやっつけても、結局は乱暴者が残るだけである。また、悪政が一つ滅んでも、結果は別の悪政に移行したに過ぎない、という事
例文としては以下のような表現がある。
・政府が抑圧的な手段を使って、反対派を押えようとするのは、「暴を以て暴を易う」行為だといえる。
・紛争解決においては、「暴を以て暴を易う
」方法でなく、和解や妥協が重要である。
・歴史的に見ても、「暴を以て暴を易う」ことは短期的な解決策に過ぎず、長期的には深刻な後遺症を残すことが多い。
「暴を以て暴を易う」の外国語での表現
英語:Eye for eye, tooth, hand for hand, foot for foot. (目には目、歯には歯、手には手、足には足)