坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
ぼうずにくけりゃけさまでにくい
このことわざの意味
坊主が憎たらしいと、その坊主が着ている袈裟まで憎くなるという意味で、憎たらしいと思うと、その人と関連のあるものは、なんでも憎たらしくなってしまう、という事。
例文としては以下のような表現がある。
・彼はあの人に対して強い嫌悪感を持っているので、その人の友人や家族にまで同じように嫌悪感を抱いている。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と感じた。
・あの政治家が好きではないので、その政党や支持者にも同じように嫌悪感を抱いてしまう。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という事だ。
・彼はその企業の社長が嫌いなので、その企業に関するすべての製品やサービスにも嫌悪感を持っている。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というわけだ。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の外国語での表現
英語:To hate the ground he (or she) treads on. (彼(彼女)の踏む地面まで憎い。)