方枘円鑿
ほうぜいえんさく
このことわざの意味
枘は木と木を組み合わせるとき、一方の木の端を削り他の木の穴に入れるための突起のことで、「ほぞ」という。鑿はほぞを入れる穴。四角い「ほぞ」を丸い「ほぞ穴」にはめ込んでもうまく合わない、という意味で、物事のうまく運ばないたとえ。
また状況や目的に応じて適切な手段や方法を選択することが重要であるという意味
例文としては以下のような表現がある。
・問題を解決には「方枘円鑿」の考え方が必要であり、一つの方法や手法にこだわらず、柔軟に対処することが重要だ。
・そのプロジェクトを成功させるためには、「方枘円鑿」のアプローチが必要であり、単純な解決策にこだわるのではなく、様々な選択肢を検討することが求められる。
・交渉の場では、「方枘円鑿」のスキルが重要であり、相手の立場や要望に合わせた対応が必要だ。
「方枘円鑿」の外国語での表現
英語:A round peg in a square hoke. (四角い穴の丸い木釘。)