ほうろく千に槌一つ

ほうろくせんにつちひとつ

このことわざの意味

ほうろくは、素焼きの土鍋のことで、非常に割れやすく、いくつあっても槌一つで全部壊してしまうことができる。役に立たないもは、いくらあってもしょうがないことの譬え。
例文としては以下のような表現がある。

・この問題に対しては、「ほうろく千に槌一つ」でしか対処できないほど、手掛かりが乏しい。

・彼の立場からすると、「ほうろく千に槌一つ」の状況で、問題を解決するのはほとんど不可能だ。

・その事件は複雑すぎて、「ほうろく千に槌一つ」で解決することができないだろう。

「ほうろく千に槌一つ」の外国語での表現

英語:To put the cat among pigeons. (鳩の群れに猫を入れる。)

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