右の耳から左の耳
みぎのみみからひだりのみみ
このことわざの意味
何も心に留めず、耳に入った情報や言葉をすぐに忘れてしまうことを指す。つまり、情報や言葉が耳から入っても、そのまま耳から出ていってしまうという意味合いがある。
例文としては以下のような表現がある。
・彼はいつも注意深く話を聞いているように見えるが、実際は右の耳から左の耳だ。何を言っているのかさっぱり覚えていない。
・社長の説明は右の耳から左の耳だった。私たちは何も理解できなかった。
・彼は常に他人の意見を右の耳から左の耳だ。彼にとっては聞くだけのことで、何も考慮に入れないようだ。
「右の耳から左の耳」の外国語での表現
英語:In at ear and out at the other. (一方の耳から入って、他方の耳から出ていく。)