蓑着て火事場にはいる

みのきてかじばにはいる

このことわざの意味

自ら災難や危険な状況に身を投じること、あるいは無防備な状態で危険に立ち向かうことを意味する。蓑(みの)は雨をしのぐための衣服で、火事場に蓑を着て入ることは、準備不足や保護措置が不十分で危険に対峙する様子を表している。
例文としては以下のような表現がある。

・資金も知識もないのに、そのビジネスに飛び込むのは、「蓑着て火事場にはいる」ようなものだ。

・彼は危険を顧みず、救助活動に参加した。まさに「蓑着て火事場にはいる」心意気だ。

・経験もないのに高難度のプロジェクトを引き受けるとは、「蓑着て火事場にはいる」としか言いようがない。

「蓑着て火事場にはいる」の外国語での表現

英語:Put not fire to tow. (麻屑のところへ火を置くな)

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