実る稲田は頭垂れる

みのるいなだはこうべたれる

このことわざの意味

成果や能力がある人ほど謙虚であるという意味を持っている。稲が実をたくさんつけるほどに重さで穂が下を向くように、本当に価値のある人物は、その能力や成就によって驕ることなく、むしろ控えめな態度を取るものだという教訓が込められている。
例文としては以下のような表現がある。

・彼は会社で多大な貢献をしているが、その態度はいつも謙虚だ。「実る稲田は頭垂れる」とは、まさに彼のことを言うのだろう。

・大きな賞を受賞したにも関わらず、彼女はいたって謙虚に振る舞った。「実る稲田は頭垂れる」、この言葉がぴったりだ。

・成功を収めるほど人は謙虚になるべきだ、「実る稲田は頭垂れる」、これが本当の意味での成熟だと私は思う。

「実る稲田は頭垂れる」の外国語での表現

英語:The boughs that bear most hang lowest. (一番実のなっている枝が、一番低く垂れさがる)

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