耳に胼胝ができるほど

みみにたこができるほど

このことわざの意味

同じ話や音を何度も繰り返し聞くことを意味する。通常、胼胝は皮膚が摩擦や圧力に長期間さらされた結果として形成される硬い部分だが、耳に胼胝ができるというのは実際には起こり得ないことから、比喩的な表現として使われる。この表現は、ある事柄を耳にすることが非常に多いために、それに対して感覚が麻痺してしまったり、うんざりしてしまったりする様子を言い表している。
例文としては以下のような表現がある。

・彼はその曲を「耳に胼胝ができるほど」聞いて、ついには完璧に弾けるようになった。

・その政治家のスピーチを「耳に胼胝ができるほど」聞いたが、言っていることはいつも同じだ。

毎日のように上司から同じ注意を受け、「耳に胼胝ができるほど」だ。

「耳に胼胝ができるほど」の外国語での表現

英語:I have heard the story a thousand times. (その話は耳にタコができるほどきかされた。)

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