無用の長物

むようのちょうぶつ

このことわざの意味

使い道がなく、ただ場所を取るだけの物や、存在しても何の役にも立たない人や物事を指す。元々は、必要とされない長い物体を指して使われた言葉だが、現在では広く不要な物事全般に対して使われる。この表現は、何かが理論上は価値があるように見えても、実際の状況では全く役立たずであることを皮肉ったり強調したりする際に用いられる。
例文としては以下のような表現がある。

・最新の技術装置も、使い方を知らなければただの「無用の長物」に過ぎない。

・部屋の隅に置かれた大きな花瓶は、花を飾ることもなく、まさに「無用の長物」だ。

・彼はチームに貢献することなく、ただの「無用の長物」として存在している。

「無用の長物」の外国語での表現

英語:A good for nothing. (無用の長物)

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