虫酸が走る

むしずがはしる

このことわざの意味

非常に不快で嫌悪感を覚える様子を表す日本の慣用句である。文字通りに解釈すると、体の中を虫が這い回るような不快感を感じるという意味ですが、実際には物事や人に対して強い嫌悪感や不快感を感じる際に使われる。この表現は、物理的な感覚ではなく、心理的な反応を指すことが一般的。
例文としては以下のような表現がある。

・彼が食事中に不衛生な話を始めたとき、聞いているだけで「虫酸が走った」。

・その映画のグロテスクなシーンを見ていると、「虫酸が走る」ほど不快だった。

・不正を働く人を見ると、正義感から「虫酸が走る」ような感覚に襲われる。

「虫酸が走る」の外国語での表現

英語:I would not touch him with a pair of tongs. (彼は火箸で触るのさえいやだ。)

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