目の上の瘤
めのうえのこぶ
このことわざの意味
邪魔であり、気に障る存在や人物を指す日本のことわざである。文字通りには、目の上にできる瘤(こぶ)が視界を遮るように、その人物や存在が常に気になってしまい、行動や思考に支障をきたすことを意味する。多くの場合、この表現は人間関係の中で、特に上司や同僚、または身近な人々の中で自分の進路や活動を妨げる人に対して使われる。
例文としては以下のような表現がある。
・新しいプロジェクトリーダーが、まさに私の「目の上の瘤」だ。彼の管理スタイルは私の仕事のやり方と全く合わない。
・彼女はチーム内での自分の地位に不満を持ち、チームメイトを「目の上の瘤」と見なしていた。彼女にとって、その存在は常に不快な障害となっている。
・私たちの計画をいつも邪魔する彼は、まさに「目の上の瘤」だ。彼がいなければ、もっとスムーズに事が運ぶのに。
「目の上の瘤」の外国語での表現
英語:A thorn in one's flesh. (肉に刺さったとげ)