盲亀の浮木

もうきのうぼく

このことわざの意味

非常に希少または運が良いことが起こる確率を表すために用いられることわざ。この表現は、インド起源の仏教説話に由来し、広い海で目の見えない亀が水面に上がってきたときに、たまたま浮いている木の輪に頭を通す確率がどれほど低いかを例えたもの。これは、人が生を受け、仏法に出会い、悟りを開くことの希少性と貴重さを説くために使わる。
例文としては以下のような表現がある。

・人生で真の友を得ることは、「盲亀の浮木」に出会うようなものだ。出会えたときはその価値を大切にすべきだ。

・稀に見る才能を持つアーティストが発見されるのは、「盲亀の浮木」に例えられるほどの幸運な出来事だ。

・何百万人もの応募者の中から抽選で選ばれるチャンスは、「盲亀の浮木」を見つけるかのような奇跡に近い。

「盲亀の浮木」の外国語での表現

英語:There is life in it. (それには生命がある。)

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