申さぬことは聞こえぬ
もうさぬことはきこえぬ
このことわざの意味
話さなければ相手には伝わらない、意思や要望を伝えないと相手には理解されない、という意味を持つことわざ。自分の考えや願いがあるなら、それを口に出して伝えなければ、他人は自分の心の中を読むことはできないということを強調している。この表現は、コミュニケーションの大切さや、積極的に自分から発信することの重要性を教えてくれる。
例文としては以下のような表現がある。
・プロジェクトで新しいアイデアがあるなら、恥ずかしがらずに提案会議で話してみてください。「申さぬことは聞こえぬ」ですから、伝えなければ誰も気づきません。
・彼女は不満を抱えているようだが、自分から何も言わない。だが「申さぬことは聞こえぬ」、彼女が話さなければ、私にはどうすることもできない。
・昇進を望むなら、その意志を上司に伝えることが大切です。「申さぬことは聞こえぬ」、自分から積極的にアピールしなければ、チャンスは巡ってきません。
「申さぬことは聞こえぬ」の外国語での表現
英語:Who will sell the cow must say the word. (牛を売りたい者は、売りたいと言わねばならない。)