本木にまさる末木なし

もときにまさるすえきなし

このことわざの意味

根元や元となるものよりも、その派生や分かれたものが優れていることはないという意味の諺。このことわざは、基本的には親に勝る子はいない、あるいは原典に勝る派生作品は存在しないという思想を表している。つまり、どんな分野であれ、元となるもの、基本や根幹を大切にし、それを尊重するべきだという教訓が込められている。
例文としては以下のような表現がある。

・新しい技術が次々と生まれているが、その基本となる原理は変わらない。「本木にまさる末木なし」と言えるだろう。

・子供たちがそれぞれの分野で成功しているが、彼らを育て上げた親の教育こそが最も価値がある。「本木にまさる末木なし」の例だ。

・多くのリメイク作品が出ているが、やはり原作の魅力にはかなわない。「本木にまさる末木なし」と感じる。

「本木にまさる末木なし」の外国語での表現

英語:Of soup and love, the first is the best. (スープと恋は最初のものが一番よい)

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