元の木阿弥

もとのもくあみ

このことわざの意味

何か問題を解決しようと努力しても、結局は最初の状態に戻ってしまい、その努力が無駄になることを意味する。本来は仏教用語で、特定の仏像を作る際に使用される木材を指した言葉でしたが、現在では一般的に「せっかくの努力が無駄になってしまい、始めた時点に戻ってしまうこと」を指すのに使われる。
例文としては以下のような表現がある。

・チームでプロジェクトの計画を一から見直し、改善策を施したが、最終的には「元の木阿弥」で、何も変わらなかった。

・体重を減らすために一生懸命ダイエットしたけれど、リバウンドしてしまって「元の木阿弥」だ。

・交渉のために何度も会議を重ねたけれど、結局は双方の主張が変わらず、「元の木阿弥」の状態に終わった。

「元の木阿弥」の外国語での表現

英語:He turns to his old bias again. (元の性向にもどる。)

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