物言わずの早細工

ものいわずはやざいく

このことわざの意味

「物事を言葉で説明せずに急いで作業すること」を指している。具体的には、説明を省略したり、手順を急いだりして作業を行うことで、結果的に不十分な仕事や手抜きが生じることを示唆している。この表現は、作業の質や完成度を犠牲にしてまで手早く進めようとする姿勢を批判する際に使われている。
例文としては以下のような表現がある。

・彼はプロジェクトの進行が遅れていたので、「物言わずの早細工」で結果を出そうとしたが、結局品質に問題が生じた。

・チームリーダーは期限に追われていたので、「物言わずの早細工」でプロジェクトを進めたが、結果的には後から手直しが必要となった。

・仕事を急いで終わらせるために、彼は「物言わずの早細工」をしてしまい、結果的にはクライアントからクレームを受けることになった。

「物言わずの早細工」の外国語での表現

英語:Least talk most work. (口数の一番少ない者が、一番多くの仕事をする。)

Search by initials