物は八分目

ものははちぶんめ

このことわざの意味

物事や行動を適度に、ほどほどにすることの重要性を説く日本の表現である。八分目(はちぶめ)とは、全体の八割、つまり完全ではないがほとんど満たされた状態を意味しする。これによって、過度な努力や極端な行動を避け、バランスを取ることの大切さを示している。贅沢や過剰な消費を控え、控えめな生活を送ることの価値を強調することわざとも言える。
例文としては以下のような表現がある。

・新築の家を建てるとき、家族は「物は八分目」と考え、必要最低限の広さと機能に留めた。その結果、生活に無理がなく、心地よい
空間を保つことができた。

・彼は仕事をする際にも「物は八分目」の原則を守り、過労を避けて健康を第一に考えた。そのおかげで、長期的に安定したパフォーマンスを維持することができた。

・「物は八分目」を心がけて、彼女は食事制限を行った。極端なダイエットではなく、適度に食べて適度に運動することで、健康的に体重を管理することができた。

「物は八分目」の外国語での表現

英語:Measure is treasure. (程良さは宝である。)

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