物も言いようで角が立つ

ものもいいようでかどがたつ

このことわざの意味

言葉の伝え方一つで人の感情を害したり、問題を複雑にしたりすることを意味している。つまり、同じ内容でもその言い方によって受け取り方が大きく変わり、不快感を与えたり、相手を怒らせたりすることがあるという警鐘を鳴らしている。相手に不快感を与えず、スムーズなコミュニケーションを取るためには、言葉選びや伝え方が重要であることを教えてくれる言葉である。
例文としては以下のような表現がある。

・部下のミスを指摘するとき、上司は「物も言いようで角が立つ」ことを心がけて、非難するのではなく、改善点を穏やかに提案した。

・家族会議で意見が対立した時、彼女は「物も言いようで角が立つ」を思い出し、批判的な言い方を避けて自分の考えを丁寧に伝えた。

・顧客からの苦情対応で、「物も言いようで角が立つ」を意識して、感情的にならずに誠実に対応することで、問題を円滑に解決に導いた。

「物も言いようで角が立つ」の外国語での表現

英語:Smooth words make smooth way. (滑らかな言葉は、滑らかな道をつける。)

Search by initials