貰うた物は根が続かぬ

もろうたものはねがつづかぬ

このことわざの意味

何かをただで受け取ると、それが継続することはない、またはその恩恵が長続きしないということを指摘している。言い換えると、自ら努力して得たものや手に入れたものに比べて、ただで得たものはその価値や意味が薄れやすいということ。このことわざは、自分の努力や働きによって得たもののほうが、それが持続的である可能性が高いことを示唆している。
例文としては以下のような表現がある。

・彼は親から何もかも与えられてきたが、「貰うた物は根が続かぬ」と知り、自らの生活を立て直すために努力することを決心した。

・贈り物をただ受け取っても、それが自分の人生に持続的な影響を与えることはまれだ。「貰うた物は根が続かぬ」ということわざの通り、自らの努力が必要だ。

・彼は仕事を失ってから友人から援助を受けていたが、「貰うた物は根が続かぬ」と悟り、自らの足で立ち上がる決意をした。

「貰うた物は根が続かぬ」の外国語での表現

英語:The gear that is gifted is never so sweet as the gear that is won. (貰った金は、勝ち得たかね程よいにおいはしない。)

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