山師の玄関

やましのげんかん

このことわざの意味

一見立派に見えても中身が伴わない様子や、外見による誤魔化しを意味する。山師は元々、金鉱などの鉱山で一攫千金を狙う人々を指す言葉で、しばしばその手法が怪しく、見かけによらないものであることから、このような表現が生まれた。

例えば、実際の価値や中身が少ないにも関わらず、外見だけは豪華で人を惹きつけるようなものを「山師の玄関」と評することができる。
例文としては以下のような表現がある。

・その投資案件は内容を詳しく見ると怪しいものだった。まさに「山師の玄関」だ。

・あのレストランは外観はとても洗練されているが、料理の質は平均以下だ。典型的な「山師の玄関」だね。

・彼の事務所は非常に立派に見えるが、実際のビジネスは大したことがない。これぞ「山師の玄関」というものだ。

「山師の玄関」の外国語での表現

英語:Make not the boor wider than the house. (戸口は家よりも広くするな。)

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