葦の髄から天井のぞく

あしのずいからてんじょうのぞく

このことわざの意味

非常に狭い視野や限られた経験から大きなことを言ったり判断したりすることの愚かさを表す。葦の茎の中は非常に狭く、そこから外の世界を見るというのは、限られた情報や経験に基づいて全体を理解しようとすることのたとえ。このことわざは、視野を広げ、多くの情報や経験を積むことの重要性を説いている。
例文としては以下のような表現がある。

・彼はまだ世界を見たことがないのに、国際問題について大きな意見を言っている。まさに「葦の髄から天井を覗く」状態だ。

・この町にずっと住んでいると、「葦の髄から天井を覗く」ように、世界の多様性が見えなくなることがある。

・新入社員が古参の社員に意見するのは良いが、経験が浅いうちは「葦の髄から天井を覗く」ような意見になりがちだ。

「葦の髄から天井のぞく」の外国語での表現

中国語:从芦苇的骨髓里窥探天花板 (葦の骨髄から天井をのぞく。)

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