弱り目に祟り目
よわりめにたたりめ
このことわざの意味
「既に困難な状況にある人に、さらに追い打ちをかけるような不幸が重なる」という意味である。つまり、苦しい時に限ってさらに悪いことが起こるという皮肉な状況を表現するのに用いられる。
例文としては以下のような表現がある。
・会社を首になったばかりに、その翌日には車が故障してしまった。まさに「弱り目に祟り目」だ。
・彼女は風邪で寝込んでいるところに、大事な試験の日程が重なり、本当に「弱り目に祟り目」の状態だった。
・経済的に苦しい時に限って、家の修理が必要になるなど、「弱り目に祟り目」の事態は本当に困る。
「弱り目に祟り目」の外国語での表現
ドイツ語:Ein Unglück kommt selten allein (弱っているときには災難が続く)