一人善く射れば百夫決拾す

いちにんよくいればひゃっぷけっしゅうす

このことわざの意味

一人の優れた人物の登場で、多くの人々が刺激されて奮起することのたとえ。一人が上手に矢を射ると、他の多くの人々もそれにならって弓矢を引く気持ちになり、準備することから。「百夫」は百人の男、大勢の人々。「決拾」は弓懸と弓籠のことで、ともに弓を射るときに手につける道具のこと。転じて弓を射る気持ちにかられること。

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