今の甘葛、後の鼻面

いまのあまずら、のちのはなづら

このことわざの意味

いま楽をしていると、後になって苦痛を招くようになることのたとえである。「甘葛」の「ずら」と「鼻面」の「づら」の語呂をを合わせている。「甘葛」あまちゃづる。ウリ科のつる草。つるを切って出る液を集めて濃縮し、甘味料を作った。ここでは、その甘味料を指す。鼻面=牛の鼻に通す輪。牛は鼻面のために自由を拘束され、いやでも働かされる。

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