九仞の功を一簣に虧く

きゅうじんのこうをいっきにかく

このことわざの意味

あと一歩の所まで行きながら、手を抜いたために、物事が完成しないことのたとえで、長年積み重ねてきた努力が、最後のちょっとした気のゆるみで台無しになることのたとえ。高い山を作るのに、最後のもっこ一杯の土を欠けば山は完成しない意味から。「九仞」非常に高いこと。「仞」は両手を広げた長さ。「簣」土を運ぶ籠。もっこ。「虧」そこなう意味。

Search by initials