塩辛を食おうとて水を飲む

しおからをくおうとてみずをのむ

このことわざの意味

手回しがよすぎて、かえって間が抜けていたり、何の役にも立たないことのたとえで、目的と手段が前後していることをいう。塩辛を食べれば喉が渇くからと、食べる前に水を飲む意味から。「塩辛食うとて水の飲み置きする」「明日食う塩辛に今日から水を飲む」「無用の水飲み置き」ともいう。

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