尺蚓堤を穿てば能く一邑を漂わす

せきいんつつみをうがてばよくいちゆうをただよわす

このことわざの意味

わずかな油断から大事を引き起こすことのたとえで、小さなミミズが堤防に穴をあけただけで、そこから堤防が切れて一つの村全体が水浸しになる意味から。「蚓」みみず。「尺蚓」はここでは小さなみみず。「邑」村。

似ている意味のことわざ

蟻の穴から堤も崩れる

千丈の堤も蟻の一穴から

Search by initials